この洗濯乾燥機は、2015年発売開始のモデルで、当時のフラッグシップモデルです。
給水スピードが遅いとのことでしたので、洗剤ケースを外して、給水状態を確認したところです。給水スピードが極端に遅く、ちょろちょろとしか出ていません。いつU14エラー(給水エラー)が出てもおかしくありません。
分解を進めていきます。
給水弁を交換します。この機種の給水弁は、メイン基板の後ろにありますので、基盤ユニットを一度外します。
給水弁を外したところです。この弁は電磁弁なので、動きが悪くなったら、交換になります。
今回は、給水弁の交換と全体清掃もご依頼されておりましたので、分解を進めていきます。洗濯槽の状態ですが、汚れの付着が確認できます。
洗濯槽は、直接磨きましたので、輝きが戻っています。
洗濯槽を覆っていたカバーには汚れが付着しています。
カバー部もキレイに清掃しました。
ヒートポンプユニット内部の汚れです。
ヒートポンプ内部の清掃は、エバポレーター(熱交換器)のみならず、ドレン、ドレンホースも清掃しました。
排水ユニット清掃は、排水弁を手動で操作しながら清掃しました。
排水ダクト、排水フィルター、排水トラップもキレイに清掃しました。(画像は清掃前、清掃後)
排水口も清掃しています。
このポンプは、洗濯、すすぎ中に洗濯水を循環させるためと、洗剤泡生成ボックスに水を送る、2ウェイタイプの物です。汚れが酷かったので、清掃しました。
洗濯、すすぎ中に作動する全方位シャワーと、洗剤泡生成ボックスからの注水共、正常に作動しています。
給水弁を交換したので、注水スピードも正常に戻っています。
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