パナソニックのドラム式洗濯機の中でも、大変人気のあるのが、このVXシリーズですね。
昨年(2021年)にLXシリーズにフルモデルチェンジされるまで、マイナーチェンジを繰り返してきました。
大まかに、見てみると
2010年、VX○000発売(○の部分には、5ないし7の数字が入ります)
2011年、VX〇100、VX3101発売
2012年、VX〇200発売、ヒートポンプ内エボパレーターの自動洗浄機能付加
2013年、VX〇300発売、ヒートポンプユニットのフルモデルチェンジ
2014年、VX○500発売、温水泡洗浄搭載
2015年、VX〇600発売、時短槽洗浄、ビスのさび対策など
2016年、VX〇700発売、洗濯容量10→11㎏にアップ
2017年、VX〇800発売、洗剤自動投入機能搭載
2018年、VX〇900発売、新形状排水フィルター
2019年、VX〇00A発売、60度槽カビクリーンコース
2020年、VX〇00B発売、VXシリーズ最後のモデルです。
VXシリーズの最大の特徴は、ヒートポンプユニットの搭載位置でしょう。ヒートポンプをトップ部に配置しています。他のメーカーを見ても、トップ配置しているのは、このVXシリーズだけです。
トップ配置することで、大きなメリットが生まれます。ヒートポンプユニットは、重量配分の観点から、最下部に配置されることが多いのですが、結露水の発生する場所でもあり、結露水の溜まり具合を常に水位センサーで監視し、一定以上溜まった場合は、ドレンポンプを作動させて排出する必要があります。一定時間経っても、水量が減らない場合は、エラーを出します。
一方、トップ配置している場合は、これらの機能が必要なくなり、結露水は自然落下します。従って、シンプルな構造になり、トラブルが減少します。
と、前置きが長くなりましたが、今回は、我が家でも使用しているVX9700の清掃です。
ヒートポンプユニット内、エボパレーター(熱交換器)、ドレンに汚れが確認できます。
十分に水圧清掃します。
ヒートポンプユニットの清掃部のみの説明です。