この洗濯乾燥機は、2017年発売開始のモデルです。今回U14エラー(給水異常)が出てしまうということで、その対応と全体清掃を承りました。
洗剤ケースを外し、給水状態を確認したところ、僅かにちょろちょろとしか、給水されない状態でした。一定時間内に給水完了しないと、U14エラーが出て停まってしまいます。
この機種の場合、給水弁を交換するのに、このコントロール基板を下す必要があります。
基板の配線を外し、基板を下しました。
故障した給水弁を取り外します。
給水弁を、新品パーツに交換します。
この画像は、実際には分解清掃後に撮ったものですが、正常に給水されているのが分かります。
分解を進めていきます。
排気ホースを外したところです。綿埃が付着しています(画像は清掃前、清掃後)
中から、隙間に落とした落下物が出てきました。
洗濯槽には、カビ、汚れが確認できます。
洗濯槽は、直接磨きました。
洗濯槽を覆っているカバー部には、汚れが付着しています。また、最下部には破損状態が確認されましたので、お客様と相談の上、新品パーツに交換しました。この部位に破損があると、洗濯、すすぎ中に作動する全方位シャワーが出なくなります。
新品パーツのカバーです。
洗濯槽をスムーズに回すための流体バランサーです。中に水が入っています。(画像は清掃前、清掃後)
この機種のヒートポンプユニット内部清掃は、標準作業です。エバポレーター(熱交換器)は、目詰まり状態です。乾燥に直接影響の出る部位です
エバポレーター(熱交換器)は浮かしてから清掃します。それにより、ドレン、ドレンホースに相当する部位も清掃します。
エバポレーター(熱交換器)に水圧をかけて清掃しました。
清掃後、エバポレーター(熱交換器)をもとの位置に戻しました。
ヒートポンプユニットの蓋裏も清掃しました。エバポレーター(熱交換器)自動洗浄のノズルが並んでいます。また、風の通り道もあります。
上部パネルにもヒートポンプユニットからの排気口がありますが、目詰まりしていました。
もちろん、きれいに清掃しました。
洗濯、すすぎ中に作動する循環水路です。ここを通った水が循環しますので、キレイにしておきたいポイントの一つです。
窓パッキンは、外して清掃、カビ取りしました(画像は清掃前、清掃後)
排水ユニットは、排水弁を手動でコントロールしながら、清掃しました。
排水ダクト、排水(糸くず)フィルター、排水トラップ、排水口、夫々清掃しました(画像は清掃前、清掃後)
組み上げ後の動作確認です。全方位シャワーも出るようになりました。
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