この洗濯乾燥機は、2018年発売開始で、キューブルシリーズのモデルです。
排気ホースを外したところです。当該機種は、低温風パワフル乾燥方式といって、ヒートポンプ方式とは違い、室温+15度の温風を、力強く循環させる方式です。しかしこのように循環風路を塞いでしまうと一気に性能が落ちてしまいます。
分解を進めていきます。
洗濯槽は全体的に汚れています。
洗濯槽は、直接磨きました。輝きが戻っています。
洗濯槽を覆っているカバー部には、大量の綿ボコリが付着しています。この部位の綿ボコリは、3つの悪さを働きます。一つ目は、臭いの発生。二つ目はこの綿ボコリが洗剤や柔軟剤を吸ってしまうこと、三つ目は、洗濯、すすぎ中にこの綿ボコリが水分を吸ってしまい、脱水中も回転しない部位なので、濡れたまま乾燥運転に入ってしまうことから、乾燥時間にも影響を与えます。
カバー部は、綺麗に清掃しました。
ヒーター部にも汚れが確認できます。
ヒーター部のフィン部分も綺麗に清掃しました。
洗濯、すすぎ中に作動する循環水路です。ここを通った水が洗濯槽に戻りますので、綺麗にしておきたい部位です(画像は清掃前、清掃後)
洗剤ケースは、内外共、清掃しました(画像は清掃前、清掃後)
Vベルトに伸びがあり、異音がしていたので、お客様の要望で、交換しました。
Vベルト交換のために、洗濯機を前に出したので、防水洗濯パンも清掃しました。
排水ユニットは、排水弁を手動で操作しながら清掃しました。
排水フィルター。排水ダクト、排水トラップ、排水口、夫々清掃しました(画像は清掃前、清掃後)
組上げ後の動作確認です。全方位シャワーもキチンと出ています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ホームページ:ドラム式洗濯機クリーニングの詳細は、こちら
クリーニングのお申し込みは、こちら
洗濯機分解清掃のご相談、ご用命を、お待ちしています。